補助金
2026年4月23日作成
2026年4月23日時点で公式サイトを確認
住宅関連の補助金は何を見れば対象か判断できるか
補助金は制度名だけ見ても、自分が対象か判断しにくく、調べるたびに条件が分散していて手間がかかります。この記事では、2026年4月23日時点で公開されている公式情報をもとに、新築とリフォームで使える主な住宅系補助金を、制度名、補助額、対象条件、申請時に詰まりやすい点、営業に確認することまでまとめます。

いっしょに整理しよう
先に結論
補助金って、名前と金額だけ見ても決めきれないよね。対象住宅と申請する人まで並べると、使える制度が見えてくる。
先に押さえたい結論

ちょっとここ見て
今どこで迷いそう? まずは新築かリフォームか。そこが決まると追う制度はかなり絞れる。
- 新築では、みらいエコ住宅2026事業のうち GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅の3区分をまず見る
- GX志向型住宅は全世帯が対象で1戸あたり125万円、長期優良住宅は80万円、ZEH水準住宅は40万円
- 長期優良住宅とZEH水準住宅は、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象
- 新築で古家の除却がある場合は、20万円の加算がある
- リフォームでは、みらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業を先に確認すると判断しやすい
新築でまず見る補助金
住宅省エネ2026キャンペーンでは、新築住宅向けの主な補助として、みらいエコ住宅2026事業が案内されています。新築は住宅性能の区分ごとに補助額が分かれているので、まず自分の検討中の住宅がどの区分に入るかを見ると整理しやすくなります。
- GX志向型住宅: 1戸あたり125万円、全世帯が対象
- 長期優良住宅: 1戸あたり80万円、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象
- ZEH水準住宅: 1戸あたり40万円、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象
- 古家の除却がある場合: 1戸あたり20万円加算
新築で条件を判断するときに見るポイント

ちょっとここ見て
金額が気になるところだけど、先に条件を見よう。住宅の区分と世帯条件、この2つを一緒に見ないと外しやすい。
金額だけで判断するより、住宅の区分と世帯条件を先に見る方が失敗しにくくなります。GX志向型住宅は全世帯が対象ですが、長期優良住宅とZEH水準住宅は世帯条件があります。
公式チラシでは、子育て世帯は2025年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯、若者夫婦世帯は申請時点で夫婦であり、いずれかが2025年4月1日時点で39歳以下の世帯と案内されています。
- 注文住宅か分譲住宅かで申請開始日が異なる場合がある
- GX志向型住宅で申請するには、建築事業者がGXへの協力表明をしている必要がある
- 長期優良住宅やZEH水準住宅は、対象世帯に当てはまらないと補助対象外になる
- 受付は予算上限に達した時点で終了することがある
具体例
- 例夫婦2人で、2025年4月1日時点でどちらかが39歳以下なら、若者夫婦世帯として長期優良住宅やZEH水準住宅の対象を確認しやすい
- 例子どもがいても、年齢条件の日付時点で18歳未満かどうかで子育て世帯に当てはまるかが変わる
- 例営業が『ZEHレベルです』と言っていても、補助金は ZEH水準住宅で申請するのか、GX志向型住宅で申請するのかで金額が変わる
リフォームでまず見る補助金
リフォーム向けの補助は、工事内容ごとに制度が分かれています。断熱改修なのか、窓なのか、給湯器なのかで見る制度が変わるので、工事内容から逆引きすると分かりやすくなります。
- みらいエコ住宅2026事業: 40万円から100万円/戸
- 先進的窓リノベ2026事業: 住宅は1戸あたり上限100万円
- 給湯省エネ2026事業: 高効率給湯器が対象
- 賃貸集合給湯省エネ2026事業: 賃貸集合住宅の小型給湯器向け
給湯省エネ2026事業の補助額

ちょっとここ見て
給湯器、名前だけで見てない? 機種まで特定できると、補助額の見当がかなりつく。
給湯器の補助は、検討中の機種が決まっている人ほど確認しやすい制度です。2026年の給湯省エネ2026事業では、機器の種類ごとに基本額が明示されています。
購入・工事タイプでは、戸建住宅は対象機器をいずれか2台まで、共同住宅等は1台までとされています。性能加算や撤去加算が乗る場合もあります。
- エコキュート: 7万円/台
- ハイブリッド給湯機: 10万円/台
- エネファーム: 17万円/台
- エコキュートの性能加算: 3万円/台
- ハイブリッド給湯機の性能加算: 2万円/台
- 電気温水器の撤去加算: 2万円/台
- 電気蓄熱暖房機の撤去加算: 4万円/台
具体例
- 例戸建住宅で古い電気温水器を撤去してエコキュートへ交換する場合は、基本額7万円に加えて、性能加算3万円と撤去加算2万円が乗るケースがある
- 例ハイブリッド給湯機を1台入れる場合は、基本額10万円がベースになり、性能加算の対象ならさらに2万円加算される
対象かどうかを切り分ける順番
補助金は『自分のケースで使えるか』を順番に切り分けると判断しやすくなります。制度ごとに細かい条件を見る前に、住宅の種類、工事内容、世帯条件、事業者条件を確認してください。
- 新築かリフォームか
- 注文住宅か分譲住宅か
- 対象となる住宅性能や設備か
- 自分の世帯が子育て世帯または若者夫婦世帯か
- 契約先の事業者が登録事業者か、GX建築事業者か
- 国の制度と自治体の制度を併用できるか
自分で先に確認する情報
営業に聞く前に、自分で整理しておくと確認が早くなる情報があります。ここが曖昧だと、営業から制度名を聞いても対象かどうかを判断しにくくなります。
- 建てる場所
- 新築かリフォームか
- 注文住宅か分譲住宅か
- 住宅の性能条件や設備条件が関係しそうか
- 自分の世帯が年齢や子育て条件に当てはまりそうか
- 契約前か契約後か
- 着工前か着工後か
営業に確認すること

ちょっとここ見て
営業に聞くなら、ここはぼかさない方がいい。制度名と申請する人まで出てこないなら、まだ整理が甘い。
営業には『補助金は使えますか』だけで終わらせず、制度名、区分、根拠、申請する人まで確認してください。制度名が曖昧なままだと、後で条件違いに気づきにくくなります。
住宅省エネ2026キャンペーンでは、交付申請等の手続きは消費者と契約する住宅事業者が行う仕組みです。補助金の還元方法も、工事代金への充当か現金還元かを確認してください。
- この住宅で使える補助金を制度名つきで教えてください
- GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅のどれで申請予定ですか
- 建築事業者はGXへの協力表明をしていますか
- 申請するのは御社ですか、販売会社ですか
- 申請開始時期と締切の見込みはいつですか
- 予算上限に達した場合の扱いはどうなりますか
- 自治体の補助金と併用できるか確認していますか
- 補助金は工事代金に充当ですか、後日還元ですか
迷いやすいポイント

ちょっとここ見て
制度を見つけても、まだ決まりじゃない。対象世帯か、登録事業者か、受付中か。この3つで見直そう。
補助金は制度名を見つけると安心しがちですが、実際は事業者条件や受付時期で外れることがあります。次の点で迷いやすいので先に確認してください。
- 長期優良住宅とZEH水準住宅は全世帯対象ではない
- GX志向型住宅は事業者のGX協力表明が必要になる
- 給湯器は機種名だけでなく登録製品かどうかの確認が必要になる
- 登録事業者でない会社とは申請を進められない
- 受付は予算上限に達すると終了する
次にやること
制度を読んで終わりにせず、自分のケースに当てはめて絞り込んでください。
- 新築かリフォームかを先に決める
- 候補の住宅がどの区分で申請する想定かを営業に聞く
- 自分の世帯が対象条件に合うか確認する
- 事業者が登録事業者か、GX建築事業者か確認する
- 制度名、金額、申請する人をメモに残す
参考URL
制度の最新条件や受付状況は変更されることがあります。申し込み前に公式サイトも確認してください。
- 住宅省エネ2026キャンペーン 公式サイト
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/
- 住宅省エネ2026キャンペーン リフォーム概要
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/about/reform.html
- 住宅省エネ2026キャンペーン GXについて
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/about-gx/
- 給湯省エネ2026事業 事業概要
https://kyutou-shoene2026.meti.go.jp/about/
- 給湯省エネ2026事業 対象要件の詳細
https://kyutou-shoene2026.meti.go.jp/overview/
- 住宅省エネ2026キャンペーン 新築向けチラシ
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/assets/doc/leaflet_newhouse_1-4.pdf