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住宅会社比較

2026年4月23日作成

2026年4月23日時点で公式サイトを確認

住宅会社を比較するときに最初に確認する条件

住宅会社の比較は、施工事例や価格の前に『最低限ここは満たしているか』をそろえる方が整理しやすくなります。この記事では、2026年4月23日時点で確認できる国の制度や公的情報をもとに、比較の前提として見るべき条件をまとめます。

比較のポイントをひらめいたひよこ

いっしょに整理しよう

先に外す条件を見る

『省エネ基準に適合しています』って言われても、それだけじゃまだ足りない。比較はその先の条件で決まる。

先に押さえたい結論

比較のポイントをひらめいたひよこ

ちょっとここ見て

どこから比べるか迷ったら、まず基準線を見よう。最低ラインと比較ポイントを分けると、候補を絞りやすい。

  • 2025年4月以降に着工する新築住宅は、省エネ基準適合が義務化されている
  • 新築住宅を引き渡す事業者には、住宅瑕疵担保責任保険または保証金の供託が必要
  • 新築の広告では、2024年4月以降、省エネ性能ラベルの表示が必要になっている
  • 長期優良住宅やZEH水準は、法律上の最低ラインではなく、上乗せして比較する条件

いま最低限満たすべき基準

国土交通省は、2025年4月以降に着工する新築住宅について、省エネ基準適合が義務化されていると案内しています。つまり『省エネ基準に適合します』は、今は候補に残すための最低ラインであって、比較の決め手にはなりにくい状態です。

営業から省エネ性能の説明を受けるときは、基準適合で止まるのか、ZEH水準や長期優良住宅まで対応するのかを分けて確認してください。

  • 省エネ基準適合は最低ラインとして満たしているか
  • その上で ZEH水準や長期優良住宅に対応できるか
  • 追加費用がどこで発生するか説明できるか
  • 標準仕様でどこまで性能を確保しているか

制度として先に確認したいこと

新築住宅を引き渡す事業者には、住宅瑕疵担保責任保険への加入または保証金の供託が必要です。国土交通省は、契約時の説明や契約書面の記載を確認するよう案内しています。

住宅瑕疵担保責任保険は、保険期間10年、保険金額2,000万円以上で、事業者が倒産した場合は消費者へ直接保険金が支払われる仕組みです。

  • 保険または供託の説明が契約時にあるか
  • 保険付き住宅かどうかを書面で確認できるか
  • 保険法人名や保険付保証明書の有無を確認できるか

広告や提案書で先に見るもの

比較のポイントをひらめいたひよこ

ちょっとここ見て

価格の前に、まずラベル見てみよう。そこで説明の精度も、会社ごとの差も見えてくる。

2024年4月以降、新築建築物の販売・賃貸の広告等では、省エネ性能ラベルの表示が必要になっています。チラシやWebページにラベルがあるか、星と数字がどうなっているかを比較の入口にできます。

省エネ性能ラベルでは、エネルギー消費性能は星、断熱性能は数字で示されます。目安光熱費は任意表示ですが、出している会社は比較しやすくなります。

  • 広告に省エネ性能ラベルが表示されているか
  • エネルギー消費性能の星がいくつか
  • 断熱性能の数字がいくつか
  • 目安光熱費が表示されているか
  • 自己評価か第三者評価BELSか

具体例

  • 2社の提案で価格が近くても、片方だけ目安光熱費まで表示しているなら、性能比較の材料を出している会社かどうかの差が見える
  • 『断熱等級は高いです』という説明だけより、ラベルで断熱性能の数字や BELS の有無まで見せられる会社の方が比較しやすい

性能条件で見ること

比較のポイントをひらめいたひよこ

ちょっとここ見て

『できます』って答え、便利だけどまだ足りない。標準でどこまで入るのか、そこまで聞いて初めて比較できる。

長期優良住宅は、所管行政庁への認定申請が必要で、着工前に申請する制度です。国土交通省は、認定基準として、長期使用構造等、必要な面積、居住環境への配慮、維持保全計画、自然災害への配慮を挙げています。

省エネ性能ラベルの説明では、ZEH水準はエネルギー消費性能が星3つ、かつ断熱性能が5以上とされています。営業が『ZEH水準です』と言う場合は、具体的に何で確認するのかまで聞いてください。

  • 長期優良住宅の認定に対応できるか
  • ZEH水準に対応できるか
  • 断熱性能とエネルギー消費性能を数値で説明できるか
  • 設計住宅性能評価と建設住宅性能評価の取得予定があるか
  • 性能を上げた場合の追加費用を説明できるか

具体例

  • A社は『長期優良住宅にできます』だけで追加費用が不明、B社は『標準では ZEH水準、長期優良住宅にするなら申請費用と仕様変更でいくら増えるか』まで出せるなら、B社の方が比較しやすい
  • 『耐震等級3にできます』と言っても、標準仕様で取れるのか、間取り次第で構造計算が変わるのかまで聞かないと比較しにくい

施工エリアで見ること

比較の前に、そもそも建てたい場所で対応できる会社かを確認してください。エリア外の会社を残しておくと、後の比較が無駄になりやすくなります。

  • 建築予定地が施工対象に入っているか
  • 土地が未確定でも検討エリアに対応しているか
  • 紹介された土地だけでなく、別の土地でも対応できるか

営業に確認すること

比較のポイントをひらめいたひよこ

ちょっとここ見て

比較って、質問の型をそろえると一気に見やすくなる。同じ聞き方をすると、答えの差がはっきり見える。

  • このエリアで建てた実績はありますか
  • 省エネ性能ラベルを見せてもらえますか
  • 自己評価ですか、第三者評価BELSですか
  • 長期優良住宅の認定申請に対応できますか
  • 設計住宅性能評価と建設住宅性能評価は取得しますか
  • 標準仕様でどこまで含まれますか
  • この価格帯はどの条件で出していますか
  • 他社と比較するときにそろえるべき条件は何ですか
  • 住宅瑕疵担保責任保険はどの法人のものですか
  • 契約時に保険や保証の説明書面は受け取れますか

比較で迷ったときに使える公的な相談先

比較のポイントをひらめいたひよこ

ちょっとここ見て

違和感あるけど言い切れない、ってあるよね。そういう時ほど、公的な相談先を知っているかどうかが効く。

住まいるダイヤルは、国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口です。住宅の相談や紛争処理、専門家相談の案内があり、公正・中立な立場で相談を受け付けています。

  • 住宅会社の説明に違和感があるときの相談先として使える
  • 保険付き住宅や評価住宅の相談先も案内されている
  • トラブルになってからではなく、比較段階でも相談先を知っておくと整理しやすい

候補から外すか迷ったとき

価格だけ、雰囲気だけで残すのではなく、施工エリア、性能条件、比較のしやすさの3つで判断してください。

  • 説明が曖昧なまま進める会社は注意する
  • 土地紹介が前提で比較しにくい会社は注意する
  • 条件をそろえても答えが出ない場合はいったん保留にする

参考URL

制度の最新条件や受付状況は変更されることがあります。申し込み前に公式サイトも確認してください。